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アートノコヨミが関心あるモノ・コトをレポート ⟩ 新潟市では現在「水と土の芸術祭」が開催されている。水と土は、新潟という土地の成り立ちに関わる言葉で、信濃川、阿賀野川が運ぶ土砂で形成された新潟は低湿地帯であり、人々の歴史は水と闘い土に換える営みの繰り…

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REPORT - アートノコヨミが関心あるモノ・コトをレポート -

「水と土の芸術祭 2009」に行ってきた!vol.02

2009.10.22

開催日
2009年7月18日 - 2009年12月27日
開催場所
水と土の芸術祭(新潟)
新潟市で開催されている「水と土の芸術祭」を、アートノコヨミでは全4回にわたってレポート! 2回目の今回は「田園と農のエリア」を中心に展示された作品10点を紹介します。
 
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かつては東洋一と呼ばれた栗ノ木排水機場。現在では使われていないその場所を、フィンランドの作家マーリア・ヴィルッカラさんが作品としてよみがえらせました。水門に並べられた車のフロントガラス約700枚が、水門から流れ出る水を表現。ガラスは太陽の光を反射し、水しぶきを見ているような錯覚を起こさせます。
 
er_091019_04.jpg栗ノ木排水機場には、もうひとつ作品が展示されています。過去の水位や海抜0m地点が紹介されていて、新潟がいかに水と闘ってきたかが実感できます。
 
er_091019_05.jpg新潟市の各家庭から不要になった食器を提供してもらい、「金継(きんつぎ)」という技法にヒントを得て作成されたインスタレーション。2,000~2,500点の食器がさまざまな形に成型されていて、まるで近未来都市の模型のように見えます。
 
er_091019_06.jpg現在使用されていない旧亀田浄水場を再起動し、水をためるのではなく逆流させ、建物上(約10m)から滝のように降らせています。作品タイトルの「Trieb(氾濫)」のとおり水の力強さを感じさせる作品です。(稼動時間が限定されています。ブログをチェックしてから出かけましょう!http://blog.mizu-tsuchi.jp/blog/2009/11/post-a2de.html
 
er_091019_07.jpg地域の住民から集められた古着で、朝顔の這うロープを製作。朝顔の種と作品を通して、地域と地域、人と人をつなぐ作品となっています。朝顔が開花する早朝に見てみたかった作品です。10月11日に作家の日比野克彦さんと一緒に種を収穫。現在は,ロープづくりから収穫までの様子を,「みずっちたんく」内で見ることができます。
 
er_091019_08.jpg市民参加のワークショップを行い、石碑や農具、民具などを約1年かけて、ひとつひとつプロッタージュ(写し絵)していった作品。会場の旧木津小学校体育館に、さまざまな色で彩られた約4,000点の作品をつなぎあわせ,水面を表現しています。
 
er_091019_09.jpg米倉庫の高さ6mの天井から、蓄光顔料を混ぜた樹脂のオブジェが無数につられていて、銀河系の中に自分が入り込んでしまったような錯覚を受けます。オブジェは、「ニイガタのタカラ」をテーマとして新潟市民から集められたもの。市民の思いが詰まった作品です。
 
er_091019_11.jpg会場となっている重要文化材の旧笹川邸は、建坪500坪という迫力ある邸宅です。会場内には、陶で制作された生命力あふれる繊細な花の数々が展示されています。庭や土間、床の間などには作品が絶妙なバランスで展示されていて、重要文化財とのコラボレーションを堪能できます。
 
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1999年に廃線となった新潟交通電車線の旧月潟駅にローカルラジオ局を開局。駅舎内にはラジオを無料で貸し出ししてくれるブースがあり、地域限定で地域の自然や歴史を満喫できるFM放送を聴くことができます。(旧月潟駅でのFM放送は9月末で終了しましたが,写真にあるラッセル車はいつでも見ることができます。ラジオ放送は現在,「第一貯木場」というところで,聴くことができます。。
 
今回、ご紹介できたのは「田園と農のエリア」の一部ですので、みんさまもお出かけになってその他の作品もぜひご覧になってください! また、今後の「『水と土の芸術祭 2009』に行ってきた!vol.03~vol.04」にもご期待ください。