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アートノコヨミ推薦アーティスト 坂 啓典 さんの紹介。

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ARTISTS :: 坂 啓典

動物や魚、車、世界遺産からムーミンまでキット式のペーパークラフトを手がけている。「ハサミとのりさえあれば、誰でも楽しめるのがペーパークラフトの魅力」 なかでもハンドル部分を回すと、まな板の上の魚が飛びはねたりする「からくりペーパークラフト」は、しかけのおもしろさと組み立てる楽しさを合わせもつ人気シリーズ。

坂 啓典
Keisuke Saka
ペーパーエンジニア
動物や魚、車、世界遺産からムーミンまでキット式のペーパークラフトを手がけている。
「ハサミとのりさえあれば、誰でも楽しめるのがペーパークラフトの魅力」
なかでもハンドル部分を回すと、まな板の上の魚が飛びはねたりする「からくりペーパークラフト」は、しかけのおもしろさと組み立てる楽しさを合わせもつ人気シリーズ。

「愛らしいフォルムと懐かしいテクスチャー」

紙の上に広がる展開図。それを切ったり、貼ったりして、自分の手でものをつくる?? そんなキット式のペーパークラフトを多く手がけ、「ペーパーエンジニア」という聞き慣れない肩書きを持つのが坂啓典さんです。
もともとグラフィックデザイナーでもある坂さん。デザインの仕事でも「手を使う」作業が大好きだったそうですが、コンピュータの導入で手の作業が減ったため「生き甲斐を失うことに(笑)」。
その後、趣味として紙の工作をはじめたことが、ペーパークラフトをはじめるきっかけになったそうです。以来、愛らしいフォルムと懐かしいテクスチャーを持つ坂さんのペーパークラフトは、市販キットをはじめ、WEBコンテンツやミュージアムグッズ、広告の分野にも登場するなど、活躍の幅を広げています。

「からくりペーパークラフト」

同じペーパークラフトでも、「作品」としてでなく、誰もが作れる「キット」にするには、紙の厚みや大きさなど、いろいろ制限が出てしまうもの。けれど、「制限されたなかから、何ができるかを考えるのが楽しい。紙の可能性って、まだまだ広がると思うんです」と坂さん。
そんな坂さんが、近年力を入れているのが、ハンドル部分をくるくる回すと、まな板の上の魚が飛びはねたりする「からくりペーパークラフト」。
工学的なしかけのおもしろさと、自分で組み立てられる楽しさを合わせもつ人気のシリーズで、海外でも出版されています。
「ハサミとのりさえあれば、器用な方なら紙とは思えないほどの、器用じゃない人でもそれなりに形になる、手軽さと間口の広さがペーパークラフトの魅力。多少ゆがもうがのりがはみ出そうが、なにしろ紙なんだから、気にしないで気楽に楽しんでもらいたいですね」


【経歴】
1965年生まれ。神戸大学文学部、桑沢デザイン研究所2部卒業。
1995年、グラフィックデザイナーとして独立。この頃より本業のかたわらペーパークラフトの制作を始める。
1997年から3 年間デンマークですごし、ペーパークラフトに専念する。
2000年に帰国後、ペーパーエンジニアとグラフィックデザイナーの2本立てで活動中。