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とぼけた表情がかわいいこれらのフィギュアや雑貨を、樹脂という素材を使って制作しているナスマサタカ。ボロ布を着たロボットの「ボロット」など、そのネーミングセンスも魅力のひとつ。
「樹脂との出会いは、今から10年以上前」
見ているとついこちらも笑顔になってしまう、キャンディカラーのネコやカメ、ロボット、それにハート型をしたハート星人たち。
これらのフィギュアや雑貨を樹脂で制作しているのが、アーティストのナスマサタカさんです。
樹脂との出会いは、今から10年以上前のこと。
はじめ粘土でアクセサリーをつくっていたところ、お客さんから、海水浴中や夏の車の中で溶けてしまったという報告が。そこから試行錯誤を繰り返し、水や熱に強く、また加工や彩色もしやすい「樹脂」という素材に出会ったそうです。
樹脂は、普段はボタンなどの素材として使われるものを使用。思いどおりのかたちになる使いやすさと同時に、「表面を削ったときのほわっとした感じ」や、「ずっと触っているとツルツルになっていく質感」も樹脂の魅力とナスさんは言います。
「この世界をひとつの物語にしたい」
とぼけた表情がかわいいキャラクターたちですが、そのネーミングにも注目。
たとえば、ボロ布を着たロボットの「ボロット」がいたり、カメの甲羅が仮面の模様になっている「カメカメカメン」がいたり。「実は、ダジャレも好きなんです」と語る笑顔から、彼らへの深い愛情が伝わってきます。
キャラクターや動物だけでなく、クルマやバスなどの乗り物、照明などはすべて「僕の頭の中にある〈ナスビーランド〉に世界にあるもの」としてつくられたもの。また、立体だけでなく、絵や音楽も好きなナスさんには、「この世界をひとつの物語にしたい」という夢があります。
「キャラクターをアニメーションにして、背景は絵で描き、自分で作った音楽をサウンドトラックにして。いつか、すべてを合体させた世界を見てみたい。それが僕の夢なんです」
【経歴】
1967年川崎生まれ神戸育ち。
メルヘン画家、造形家であり作曲もこなす、マルチアーティスト。
震災後、名古屋で活動を再開し、2000年より茅ケ崎にアトリエを移し現在に至る。
ハートをモチーフにしたキャラクター「マッキーとマロン」をはじめ、イラストや樹脂を素材とした立体オブジェなどを制作。
定期的に個展を開催し、作品を展示・販売している。
REPORT
樹脂をつかい、キャンディのような色とりどりのフィギュア...
2009.04.20.up